公益社団法人 全国市街地再開発協会の機関誌「市街地再開発」No.658号,2025年2月号に報告記事を寄稿させていただきました.
国土交通省の「復興まちづくり計画」と東京都域での「事前復興計画」の対応関係,復興事前準備と平時の「将来の課題を見据えたまちづくり活動」(牧紀男さん)について触れたあと,1995年阪神・淡路大震災,2004年中越地震,2011年東日本大震災,2016年熊本地震の四つの震災からの都道府県単位での人口回復状況から,東京での取組みの特性を考察し,その上で,市街地再開発事業の検討が進められている地区での事前復興まちづくりの事例として,豊島区東池袋地区を,逆に,市街地再開発事業が完工した地区での事前復興まちづくりの事例として,港区白金一・二丁目地区を取り上げて,市街地再開発事業としての地域公共貢献を効果的にアピールする場として,同時に再開発事業の居住者にとって,高層集合住宅での在宅避難生活への備えとして地域とつながる場となっていることを紹介しました.
東京区部における市街地再開発事業と事前復興まちづくり,それは,マンション防災の取組みとも親和性のある,可能性を秘めたフィールドだと,書き終えて,感じました.よろしければ,ご高覧ください.
・市古太郎(2025)事前復興計画・事前復興まちづくりと市街地再開発事業,市街地再開発,No.658,pp.19-25