まちを通る風を感じて

防災・復興まちづくり研究者,市古太郎のBlog

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火山離島での災害対応特性と生活回復過程(1986大島噴火,2000三宅島噴火,2013大島火山泥流災害の比較考察)

2013年の台風26号接近に伴う伊豆大島での火山泥流災害をきっかけに,火山離島での防災研究に携わることになりました.台風26号からの大島の復興についての参与観察調査,避難行動インタビュー調査,そして2017年からは町立小中学校での防災授業でのアクショ…

台風発生時の気象災害情報を理解し,活用しよう

表記のテーマにて,全国女性会館協議会の相互支援ネットホームページに記事を掲載させていただきました.このテーマに関連して, コープ災害ボランティアネットワーク主催 オープン講座(2021/2/20)「なぜ人は逃げ遅れるのか?東日本大震災時の津波避難行動…

くらし・なりわい・すまい・まちの回復と地域復興協議会

自然災害により被災した地域コミュニティの「くらし・なりわい・すまい・まち」の回復は,どのような「場」を創発しながら組み立てられていくのか.災害復興における主体論として,たびたび,論点となります.災害避難所で生まれる互助の関係性,仮設住宅団…

災害時のための市民協働東京憲章

事前復興まちづくり研究の一環として,災害市民ボランティアによる生活再建支援の可能性について,アクション・リサーチを進めています.直接的なきっかけは,東日本大震災後の気仙沼での復興支援において,支援NGOのみなさんと共創の取組みをさせていただき…

都心周縁コミュニティの再生術を分担執筆

町家再生,プレイスメイキング,木質化,リノベーション,Warehouse Areaの転換とデザイン,環境防災,それぞれの専門家・研究者の研究会活動が一冊の書籍になりました.当方は, ・木密ジェントリフィケーション:修復型だけで脱却できない木密—豊島区東池…

リスク・コミュニケーションとしてのまちあるき

都市計画No.353(2021/11月発行)に「リスク・コミュニケーションとしてのまちあるきと共創まちづくり」を寄稿.「まちあるきを通したリスク・コミュニケーションとまちづくりの相互作用について,東京と東北でのフィールドワーク体験を基に論じて」みました…