表記の演題にて,建築学会大会(近畿)の都市計画PDで報告.報告の趣旨は次の4点,
- 東京の木造住宅密集地域の縮小と変容
- 変容実態としての高度利用(木密ジェントリフィケーション)
- 木密ジェントリフィケーション=Smithの「地代格差論」への符合の可 能性高.同時に「修復型まちづくり計画論」への資本回帰でもあるの ではないか.
- 想定首都直下型地震へのまちづくり分野の備えとして,どう「まちづ くり計画論」を再構築するか
1.の「木造住宅密集地域の縮小」については,これまで報告書の画像ベースだった東京都の木密判定をデジタル化して,26年間の減少傾向を区別に分析を行いました.質疑応答を踏まえて,後日ペーパーにしたいと思っています.
なお本報告にあたっては,下記の研究活動も下地となっています.
- Neil smith「ジェントリフィケーションと報復都市」書評(2020/11月)
- 建築学会 選択可能な市街地環境整備とインナーコミュニティまちづくり小委員会による出版「都心周縁コミュニティの再生術」出版(2021/12月)
- 東京憲章第六弾勉強会「関東大震災から考える東京のまちづくり」(2023/8月)
3時点の木密判定のデジタル化結果,本PDでの報告のエッセンスとして下記に提示します.